ハッピーデイ

毎日の出来事

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

58.いちご大福

マイとおばちゃんと帰宅してから、あたしは苺大福を作り始めた。 ユキが奮発したとか言って買ってきた苺を使わせてもらってユキが寝てる間にお餅の中に押し込みました クッキーでもないし、なんか柔らかくておいしものをカイと食べようと思った カイは意外に…

57大切

思わず走り寄って抱きついた あたしにはカイが必要です。 「はは、いきなりぶつかってくんなって」 カイが嬉しそうに笑ってあたしを抱きしめた 「カイ、ごめんね大好き、、」 泣けてきたカイがあたしを見て微笑む 「わかってるよ、ここに居たら来るかなって…

56.発疹

カイから連絡がこないくらいで精神不安にでもなったのだろうか? それなら全国の恋愛してる人が精神疾患になるではないか この1週間、なぜかわからないけど発しんがひどかった 父が朝迎えに来るはずだったけど、こなかった。 このままカイがいなくなるかもし…

55.けんか

次の日の朝、機嫌の悪い彼と落ち込んだあたしは起きてすぐ部屋を出た。 じゃあな、なんてカイは言ってきて 「ばいばい」 あたしもふてくされて解散 冬休みだから約束しないと会えないし、あたしはケータイもってないのにね。 それに、家に電話しても誰が出る…

54.ケンカ

「何してんだよ」 無視するあたし 「うみ、何してんの?」 「帰るの。カイが首締めてくるから。」 沈黙が続く、、 「帰らないで。」 カイの悲しそうな声を聞いて涙が溢れる 「じゃあどうすればいい?気の済むまで首を絞められればいいの?だって、あたし死ん…

53.喧嘩

そーいえばお風呂がまだ使えないってことで銭湯に行って、また新居に戻る 帰り道、手をつなぎながらポカポカした気持ちでいた。 新しいシーツ新しいまくら、ふたり並んでまだ11時だったけど、もう疲れて寝そうになってた。 いきなりカイが首を締めて、心底苦…

52.クリスマス

イブとクリスマスで、カイと引越しをした。 12月から契約していたため、すこしずつ荷物を移動させていた。 買った家具は、ずっとお店にあずけていたので配送してもらって、食器や日用品をすこし買い足してアパートへ向かった。ベッドはカイの大きいやつを配…

51.寂しい二人

「ねえ、カイ?なんでバーテンやってるの?」 「話すって言ってたよな前、長くなるけどいい?」 「うん、聞きたい」 カラオケを出てぶらぶらしながら話を聞く 「俺は小3まで父親に育てられてたんだよ。それまでは母親がどっか行ってて、どこにいたのかは今も…

50.冬

12月に入り、1月からのふたり暮らしが近づく クリスマスは、カイに何をあげよう?あまり高いものは買えないけどいつも優しいカイに何か返せたらいいなあ。 今日は、カイが学校を休んだちょっと寂しい。 「海〜!一緒に帰ろうぜ」 ヨリが走ってくる 「帰ろう…

492人でいようって

朝 目覚めたら、カイがあたしの顔をガン見していた。 「わっ、カイおはよう」 「おはよ。」 「眠れた?」 「うん、なんかうみ抱きしめてたら熟睡できた」 カイが微笑む。整った鼻をあたしのほおに近づけてきた。 「お前さ、俺のこと怖くなった?一緒に住むの…

あたし、、

「うみ、口に出せって。淫乱ですって」 「あっんん、、何でそんな意地悪いこと言うわけ、、やめてよ。あたしそういうの嫌い」 カイが指を外して、首から手を外した 「言わなきゃやめる。もう寝たいなら寝るし」 冷たい顔で、カイの綺麗な目があたしを見下ろ…

エス

「風呂に入って、一緒に寝ようぜ」 カイの目をじっと見つめる涙を吹いてくれた 「ううん」 「風呂、入れてくるわ。」 腕を離さない。 「うみ、?風呂入れてくるからちょっと待ってて?」 離さない。 「どした?ちょっと離して」カイが微笑む。 「いや、、こ…

46 ブルー

カイがテレビを消す。 全身キスされて、身体が赤くなるカイのキスが荒くなってきて ふと、あの日を思い出して 「カイ、怖い。怖いの」「ん、、うみ、大丈夫だから」 「怖いんだってば!」 大声で叫んだ カイのキスが止まった。 泣けてきた、ヨシくんにレイプ…

45 ピンク

カイに後ろから抱きしめられながら、ホラーは苦手なのでほとんど目を閉じて映画を見ていた 「おまえずっと目閉じてるだろ。意味ねえじゃん」 「うん。」 エメラルドミスト、少し酔ってる身体の力が抜けてカイに体重を任せて眠りにつきかけていた。 カイが真…

44エメラルドミスト

手作り料理は、時間がかかるということでまたの機会に伸びた。 「おじゃまします。。」 緊張してカイの住むマンションに映画はSFとホラーを借りてきた。 「その辺座っといて」 なにやら飲み物を出してくれるらしい綺麗な青色の飲み物が出てきた 「これなにー…

43

父に電話をしたやりたいことやらせろと何度も何度も父に電話。最後には わかった、ただし何か問題が起こったらすぐ辞めだ、と。 アケミの名前と写真を借りて、この子と住むのと言ったら普通に信じてくれた。 電話番号に緊急時の連絡、全てアケミに頼んでおい…

42

辛くなったら自分にこう言い聞かせる 今はこんなにも辛いけどいつか全てが過去になった時、またうみに出会って お互い出会い直して、また2人一緒に過ごせる 運命だと思うから、きっとまた出会う 辛くなったらこう思うようにして、気持ちを落ち着かせて。 朝…

41

8月21日 夏休みももうすぐ終わる課題テストに向けてすこし勉強もしないと。 なんと、ユキとアケミは付き合った!めでたいことだ〜今度Wデートしたいっと、カイに言ったら 「俺はユキとか知らねえしむーり」 断られてしまった バイトにて、ヨリとの会話 あた…

40.

あぶねー まただ これでうみが窒息したら、、 わかってて止められなかった俺が怖い うみと一緒に暮さないほうが良いかも 止められなくなりそう

39

週5でバイト時給800円8月は8時間入ることが多かったから11万ほど稼げた。 部屋代と光熱費をカイと分けたら、3万くらいに納められそう 食費もかなり節約して、お弁当作って服もがまんして、なんとかなるかも 今までの貯金も少しはあるからといろいろ考え 父に…

38

帰ってからユキに相談 「一人暮らししようと思うんだけど、どう思う?」 「コンビニバイトだけじゃ無理だろ?」 「友達と一緒に安い部屋借りるから家賃は少し安いの。あたし携帯も持ってないし、塾も入ってないし、どうかなあって」 「えーお前いなくなった…

37

安くて広いところがいいなあ そんなとこあるかよー がんばって探そうよ〜 カフェで2人でダラダラ物件探し。まだ親には言ってないらしい。 でもねーカイさん、カイのお母さんもお父さんもたぶん同棲みたいなこと許してくれないよー? 大丈夫大丈夫、母さん働…

36

8月の半ば、カイと付き合うことになった 嬉しかった。 「あたし、ずっとカイのこと好きだった」 「いつから?」 「あたしの鞄がカイにあたって、カイが痛えって機嫌悪そうに言った時から」 「俺機嫌悪そうにしてた?一目惚れかい」 「そだよ」 「そんな真顔…

35

「え、なんて?」 「は、今の聞こえなかったわけ?」 「ごめん、今5時の放送流れてたじゃん。聞こえなかった、なんて言ったの?」 「はあ。。なんだよおまえ,んー、また今度な!」 カイがなんて言ったのか、一番近くにいたのに緊張しすぎたのと5時です帰りま…

34

「ぎゃあああああああああ、なにする」 カイが爆笑しているあたしを放り投げてそれはそれは楽しそうに 今日は海の日! ひたすら放り投げられて怒って笑って放り投げられての繰り返しをして ちょっと休憩 「ずっと思ってたんだけどさ、うみの目って俺に似てる…

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それは、我慢した 花火の帰りうみをめちゃくちゃにしたかったあいつ、俺の事好きだと思うし でも瀬戸の事があったし、簡単にうみに触れたらだめだった それに、簡単にうみとの関係を始めたくなかった 始めがあれば終わりがある事はよく分かってるし 俺のやっ…

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カイの胸に寄りかかってカイがあたしの頭を左手で覆った 好きだよ なんて言えなくてただ、カイの心臓の音を聞いて胸がいっぱいでどうしようもなかった。 「あたしの頭重くない?」 「全然。軽いよ」 今日のカイはからかってこないし優しいから、戸惑う しば…

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授業が終わり、夏休みに入った今日はカイと花火の日 バイトが終わって、急いで施設に戻り、シャワーを浴びて化粧をする アイラインをがっつり引いたある日、「おまえ、怖い」とリアルに言われてしまったので、薄化粧で行くことにした。 駅で待ち合わせ 「う…

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誰にわかるんだろう俺の気持ちが本当に好きだった うみがいるだけでよかった自分に自信が無い俺に、笑いかけてくれる頼ってくれるうみがいるだけで俺は幸せだった うみを傷つけたかったわけじゃないただ、俺のそばからいなくならないでほしかった大事だった…

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カイを好きなまま、高校初めての夏休みが近づく。 お腹の傷が治った少し痩せてしまったからアケミがガリガリじゃん!を連発してくる 窓の外を見て、考えごと。カイと花火に行きたいな 横を見る、カイが寝てる。 「カイ、花火行こうよ。8/1」 カイの長いまつ…