46 ブルー
カイがテレビを消す。
全身キスされて、身体が赤くなる
カイのキスが荒くなってきて
ふと、あの日を思い出して
「カイ、怖い。怖いの」
「ん、、うみ、大丈夫だから」
「怖いんだってば!」
大声で叫んだ
カイのキスが止まった。
泣けてきた、ヨシくんにレイプされた日のことを思い出して怖くなった。もしこの行為が終わったらカイはあたしを外に放り出すかもしれない。
「うみ、ごめん。ごめんな?怖かったよな?ほんとにごめん。うみ、俺うみのこと大事に思ってるから、ごめん。」
涙が止まらない
こんなにも好きな人を拒絶してしまった
「うぅ、カイ、、あたしごめん。三カ月もあたしに手を出さないで待っていてくれたのに、あたしもう嫌だ。あたしほんとにダメだ。あの時助けてくれたのはカイなのに」
「うみ、泣くな。ずっと一緒にいるだろ?お前とセックスしたいから付き合ってるんじゃない。全部忘れさせるから、泣くな。俺がなんとかするからそのトラウマ全部。」
カイが優しくて涙が止まらなかった