ハッピーデイ

毎日の出来事

2018-01-01から1年間の記事一覧

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父に電話をしたやりたいことやらせろと何度も何度も父に電話。最後には わかった、ただし何か問題が起こったらすぐ辞めだ、と。 アケミの名前と写真を借りて、この子と住むのと言ったら普通に信じてくれた。 電話番号に緊急時の連絡、全てアケミに頼んでおい…

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辛くなったら自分にこう言い聞かせる 今はこんなにも辛いけどいつか全てが過去になった時、またうみに出会って お互い出会い直して、また2人一緒に過ごせる 運命だと思うから、きっとまた出会う 辛くなったらこう思うようにして、気持ちを落ち着かせて。 朝…

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8月21日 夏休みももうすぐ終わる課題テストに向けてすこし勉強もしないと。 なんと、ユキとアケミは付き合った!めでたいことだ〜今度Wデートしたいっと、カイに言ったら 「俺はユキとか知らねえしむーり」 断られてしまった バイトにて、ヨリとの会話 あた…

40.

あぶねー まただ これでうみが窒息したら、、 わかってて止められなかった俺が怖い うみと一緒に暮さないほうが良いかも 止められなくなりそう

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週5でバイト時給800円8月は8時間入ることが多かったから11万ほど稼げた。 部屋代と光熱費をカイと分けたら、3万くらいに納められそう 食費もかなり節約して、お弁当作って服もがまんして、なんとかなるかも 今までの貯金も少しはあるからといろいろ考え 父に…

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帰ってからユキに相談 「一人暮らししようと思うんだけど、どう思う?」 「コンビニバイトだけじゃ無理だろ?」 「友達と一緒に安い部屋借りるから家賃は少し安いの。あたし携帯も持ってないし、塾も入ってないし、どうかなあって」 「えーお前いなくなった…

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安くて広いところがいいなあ そんなとこあるかよー がんばって探そうよ〜 カフェで2人でダラダラ物件探し。まだ親には言ってないらしい。 でもねーカイさん、カイのお母さんもお父さんもたぶん同棲みたいなこと許してくれないよー? 大丈夫大丈夫、母さん働…

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8月の半ば、カイと付き合うことになった 嬉しかった。 「あたし、ずっとカイのこと好きだった」 「いつから?」 「あたしの鞄がカイにあたって、カイが痛えって機嫌悪そうに言った時から」 「俺機嫌悪そうにしてた?一目惚れかい」 「そだよ」 「そんな真顔…

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「え、なんて?」 「は、今の聞こえなかったわけ?」 「ごめん、今5時の放送流れてたじゃん。聞こえなかった、なんて言ったの?」 「はあ。。なんだよおまえ,んー、また今度な!」 カイがなんて言ったのか、一番近くにいたのに緊張しすぎたのと5時です帰りま…

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「ぎゃあああああああああ、なにする」 カイが爆笑しているあたしを放り投げてそれはそれは楽しそうに 今日は海の日! ひたすら放り投げられて怒って笑って放り投げられての繰り返しをして ちょっと休憩 「ずっと思ってたんだけどさ、うみの目って俺に似てる…

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それは、我慢した 花火の帰りうみをめちゃくちゃにしたかったあいつ、俺の事好きだと思うし でも瀬戸の事があったし、簡単にうみに触れたらだめだった それに、簡単にうみとの関係を始めたくなかった 始めがあれば終わりがある事はよく分かってるし 俺のやっ…

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カイの胸に寄りかかってカイがあたしの頭を左手で覆った 好きだよ なんて言えなくてただ、カイの心臓の音を聞いて胸がいっぱいでどうしようもなかった。 「あたしの頭重くない?」 「全然。軽いよ」 今日のカイはからかってこないし優しいから、戸惑う しば…

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授業が終わり、夏休みに入った今日はカイと花火の日 バイトが終わって、急いで施設に戻り、シャワーを浴びて化粧をする アイラインをがっつり引いたある日、「おまえ、怖い」とリアルに言われてしまったので、薄化粧で行くことにした。 駅で待ち合わせ 「う…

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誰にわかるんだろう俺の気持ちが本当に好きだった うみがいるだけでよかった自分に自信が無い俺に、笑いかけてくれる頼ってくれるうみがいるだけで俺は幸せだった うみを傷つけたかったわけじゃないただ、俺のそばからいなくならないでほしかった大事だった…

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カイを好きなまま、高校初めての夏休みが近づく。 お腹の傷が治った少し痩せてしまったからアケミがガリガリじゃん!を連発してくる 窓の外を見て、考えごと。カイと花火に行きたいな 横を見る、カイが寝てる。 「カイ、花火行こうよ。8/1」 カイの長いまつ…

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もう7月に入って、入院生活も残り一週間 アケミがお見舞いに来てくれた。高校で初めて仲良くなった友達で、とても優しい。 何があったのかはまだ話す気にならないけど、いつか話そうと思う 「うみ、痩せたね。大丈夫なの?」 「大丈夫、今は寝たきりだから…

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お父ちゃんは、離婚の原因が見つかり始めてから鬱びょうになったらしい。 原因は教えてくれなかったけど、8年間働きながら鬱と戦っていたあたしを引き取る引き取らないで揉めて、どうしても母には引き取らせたくなかったらしい。 何故かは分からない 父は建…

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次の日父が来た 1年に数回は会ってるけど、今日で今年初めて父の顔を見た。 ひどくやつれている 父とちゃんと話し合ったことは一度もない8歳で施設に入ったあの日から、離婚の理由も今何をどこでしているのかも 何もかも分からないし教えてくれない都合が悪…

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カイに抱きしめられてるとき、このまま眠りたいって思ったこのままずっと抱きしめていてほしい あたし、カイのこと好きだよ初めて会った時から。心の中でつぶやいた。 カイは、そっとあたしの体から離れて 「また来るわ。早く寝ろよ」 カイは寂しそうな笑顔…

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入院して3日目の夕方 あたしは寝ていた音楽が聞こえる。洋楽? 「うみ、起きろ」 目を開けるとカイがいた、、、。 「カイ、怪我なかった?」 「おう。ごめんな、何もできなくて」 まつ毛の長い綺麗な目が揺れてる薄い唇を噛んでるカイは、下を向いてる 「唇…

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目がさめると病院だった 施設のおばちゃんがあたしを見つめていた 「海、大丈夫?あんた、何があったん、、。」 「いやぁ、、、あたしが傷つけたから、仕方なかったの。痛かった。いや、あたしが、わからんでもさ、怖くて、あ、いやでもね、なんか本当に」 …

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カイが遠くなってく、、。 校門から離れたところまでヨシくんと歩いたというより歩かされた まだカイが先に見えるところで軽の車が近づいてくる。 「まさか、あの車にあたしを乗せないよね?」 ヨシくんは答えない 「別れるなら1発ヤッてからだぜ?当たり前…

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ヨシくんに別れを切り出して2週間目 この2週間は放課後のそうじで毎日カイとずっと話していた。 今日は掃除終わり一緒に帰る雰囲気。校門で雨が止むのを2人で待つ。 「おまえどこに住んでんのー?」 「内緒〜ストーカーは困るからねえ。」 「は?自意識w」 …

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帰りたくない。 高校は部活には入らないバイトしてお金が貯まったら一人暮らししよう 放課後のそうじかおわって席でぼーっとしていた カイがいる。 「カイくんさ、部活なにするの?」 「カイでいいよ。俺は入らないかな、バイトする。で、一人暮らしする」 …

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次の日の学校は一日中だるくて、気分が落ち込んで、ずっと下を向いてた。 雨が降ってる 放課後、玄関掃除席の近いグループで分担していた 「痛っ」 「おまえぼーっとしすぎ」 「うるさい」 「は?口悪いぞ」 カイが頭を叩いてきた 「ちょ、やめてよあんた何…

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歩きながら、別れの準備をするまだ歩道に桜が咲いている。出会いの季節なのにね どうかヨシくんがもっと素敵な人と出会いますように。 「ヨシくん?話があるの」 「どした?」 「三年間ヨシくんと付き合って、たくさん甘えて、愚痴言って、いっぱい遊んで、…

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あたしが間違ってるみたいにヨシくんは続ける 「中二の時におまえとユキが話してるとこ見て、好きになって、あれから4年だぜ?とにかく頭冷やせよ。」 そうって微笑んであたしをみる。なにこれ、違う。 「あたしが望んでいたのは落ち込んで泣きそうなヨシく…

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あいつが望むなら、なんだってやる。ユキと話して笑ってるあいつを初めて見たときから、あいつが好きだった。 二重だから一目惚れしたのか?鼻がそんなに端正なわけでも、小顔なわけでもないし、二重でストレート、良かったのはそこだけだろ。 身長も俺くら…

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今朝は弁当当番なので、けっこうな量の弁当をユキと施設の人と一緒に作った 人数が多いし当番はたまーにまわってくるくらいだった高校生になると施設に対する嫌悪感が減っていた 登校して、カイを探すいない。 8時44分カイが歩いてくる。 「おはよう、、」 …

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「もしもし、ヨシくんいますか?」 施設に帰宅して、ヨシくんに電話しばらくして、ヨシくんから電話が来た 「昨日電話したのに、ユキかおまえいないって言うから、、」昨日はユキに嘘ついてもらっていた。 「ごめんね、あと、ヨシくん明日学校終わってから会…