スキンヘッド
眠たい目をこすり、起床AM3:20
白黒のニットに、韓国サイトの通販で安く買った薄茶色のプリーツスカート。
黒のタイツに同じくサイトで安く買った白いスニーカー。
新年に初めて会うのがカイで嬉しいなあ、、化粧は薄くして、苺大福を持って出発!
カイが駐車場に立ってる
「あけおめ!うみ!」
かなり眠そうだけど満面の笑み。
「早く乗って!」
背中を押されて車に乗せられた
そしてカイは隣に座った
「じゃ、カエくんよろしくー!」
カイが楽しそうにそう言って、カエくんという名の坊主のいかつい男の人が運転をして車は出発。
もう意味がよくわからなすぎて、カエくんとか言う人がいかつくて声も出ない。
「あの、、カイさん?よく分からないんだけど、、」
「俺の親友カエくんが俺らを良いところにつれてってくれるから安心して寝てていいぜ」
上機嫌にそう言う
「おいカイ、おれはおまえの親友じゃねぇぞ。そんでこの借り返してもらうからな。
うみちゃん?今日はカイが楽しみにしてたらしいし何も気にしなくていいよ。朝早いし寝といて」
「新年早々運転だしなんかほんとごめんなさい」
どうしたら良いかわからずとりあえす謝っておいた。
「おいカイ、うみちゃんいろいろ分からなすぎて困ってんぞ、説明してあげろよ」
「、、、」
もたれてきてるなぁと思ったら、カイは寝ていた。
このスキンヘッドのカエさんと話し続ける勇気もなく
私も寝た。
カイにもたれて
カイに触れたくて
こっそり小指だけ繋いだ