2019-05-30 眠らない 小説 眠らないのか眠らないのか。 私はただ、笑いたいだけなのだと思う。 全てを忘れてしまっても、あなたに会えてよかった? ずっとそう考えてた、頭の奥で 喜怒哀楽が激しい私はいつも怒って、いつも泣いて 少しの間微笑んでいた 去年の1月体調を崩して咳が出始めて 2ヶ月くらいは止まらなかった そのうち気も沈んできて睡眠導入剤を服用するようになった その2ヶ月は空白ではなくて、ただ苦しくて 朦朧としていた。眠る時だけが健康でいられた。 その頃は何も考えられなかった ただただ変化だけを求めて